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リオパラ予選 この日本人選手に注目を!

リオパラリンピックへの切符を掛けた大会が明日から始まります。
海外選手などを取り上げてきましたが、
もちろん日本人選手に注目をして欲しいというのは言うまでもないのですが、
その中で是非注目して欲しい!!と広報担当の伊藤が独断で選んだ
男女の選手を一人ずつご紹介したいと思います。

女子日本代表
上村知佳/Chika Uemura( class 3.5 )

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「アニキ」と多くの選手に慕われる車椅子バスケットボール界のレジェンドであり、
シドニーパラリンピックでの銅メダル獲得とロンドンパラリンピックの予選敗退を共に知る数少ない選手の一人。
来年大台に突入するアラフィフとは決して思えないプレーの切れ味と、
世界と渡り合える高さを生かしたプレーで日本を牽引してくれるはずです。

男子日本代表
鳥海連志/Renshi Chokai ( class 2.0 )

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先を見据えた選出では決してなく戦力として選んだ、と及川HCに言わせた高校生プレーヤー。
車椅子バスケットボールを始めて日は浅いもののセンスが光るプレーで、
誰が見ても期待の星と言わせるポテンシャルを秘めています。
アグレッシブなディフェンスとトランジションの速さが印象的で、
ディフェンス好きなのかと思いましたが、本人曰く「オフェンスの方が好きです。」とのこと。
コート上で物怖じしないプレーに是非注目ください!!

さ、明日開幕です!

広報:伊藤

リオパラ予選 女子の対戦国と注目選手!!千葉で世界を感じよう!

リオパラリンピックアジアオセアニア地区予選での本選への女子の出場枠は1枠です。
今回はその1枠を日本・オーストラリア・中国の3チームで争う世界で随一の激戦地区となりました。
ロンドンパラリンピック予選では日本はオーストラリアから2勝、
オーストラリアは中国から2勝、中国は日本から2勝と見事な程の三つ巴の末、
ゴールアベレージの差で日本は出場を逃しました。
今大会は3チームが2回ずつ試合をして順位を決めて、下位2チームが準決勝に進み、
その勝者が1位と試合をして優勝チームのみだけがリオパラリンピックの出場資格を得ます。

さて、各国とその注目選手について書いていきたいと思います。
まずは中国代表につきまして。
二人の高さのあるハイポインターにボールを集めて得点を重ねつつ、
ディフェンスが下がった所でローポインターのアウトサイドシュートでゴールを射抜いてきます。
チームとしてはとにかく闘志を全面に剥き出してファイトしてきます。
ロンドンパラリンピック予選では日本は中国から勝利を挙げることが出来ず、
予選敗退の一つの要因となりました。

Haizhen Cheng ( class 4.5 )
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コート上の誰よりも闘志むき出しでくると言えばこの選手。もちろんペイントエリア付近で確率高く決めてきます。

Yun Long ( class 1.0 )
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シュートを打った後に身体が傾く癖を持ったシューター。
ビッグマンに力を入れてディフェンスをしているとアウトサイドシュートを確率高く決めてきます。

次にオーストラリア代表についてです。
平均身長が高く、ペイントエリアにビッグマンを入れて高い確率でゴールを奪い、
スピードを生かしたオフェンスとディフェンスでゲームの流れを作っていきます。
ロンドンパラリンピックでは決勝でドイツに敗れたものの銀メダルを獲得するも、
昨年行われた世界選手権では欧米勢に追いやられ6位まで後退してしまった。

Kylie Gauci ( class 2.0 )
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チームの小さな司令塔であるKylie Gauciは高さはないですが、小さな身体に秘めた爆発的なスピードに目が奪われます。

Amber Merritt ( class 4.5 )
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身長と長いリーチでディフェンスを寄せ付けない高さで勝負してきます。

千葉で世界を感じよう!

次回は伊藤が独断で選びました日本の注目選手についてです。

広報:伊藤

リオパラ予選 海外選手に注目!!千葉で世界を感じよう!

バスケットボール好きな方、
是非世界の車椅子バスケットボール選手にも注目して下さーい!!

このアジアオセアニア地区予選には世界チャンピオンのオーストラリアもいることで、
世界トップクラスのプレーが日本で、それも関東近辺で見れることはそうないことなので(*)
是非そういう観点も持っていただければと思い、今回はまず男子選手ということで記事を書かせて頂きました。

(*)日本での車椅子バスケットボールの国際大会は男子は北九州で、女子は大阪で年に一度行われています。

まず、オーストラリア。

Tristan Knowles ( class 4.0 )
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筋肉好きにはたまらない世界有数のマッチョプレーヤー(笑)
もちろん筋肉だけでなくスピード・シュートも世界トップレベルの実力者。

Shaun Norris ( class 3.0 )
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ハイスピードで車椅子を巧みに操りながらディフェンスを切り裂くドライブに、
アウトサイドシュートも確率高く決めてくる世界トップクラスのクラス3選手です。

Justin Eveson ( class 4.5 )
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大きくて速くて力強い。そしてチラッと見えたお腹は腹筋が割れていました。
もちろん世界トップクラスの選手です。

Brad Ness ( class 4.5 )
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ペイントエリア付近で彼に渡しておけば高確率で決めてくれる。
どっしり構えられるとちょっとやそっとの力ではビクともしない安定感はすごいです。

続きまして、韓国。

Kim Dong Hyeon ( class 4.0 )
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韓国のエース。香西宏昭選手と同年代の彼はロンドンパラリンピックを逃した後、
イタリアのチームに移籍。2014年にはイタリアリーグのオールスターゲームに出場をしています。
ローポインターと組んだ2on2でスピードとパワーでディフェンスを崩し、
高さを生かしたインサイドショットを狙ってきます。

参考記事(韓国語)

Oh Dong Suk ( class 2.0 )
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シュートの本数もあまり多い印象やシュート確率がそこまで高いという印象は薄いのですが、
ここぞ!という時に決めてくる3ポイントは日本の脅威になる可能性があります。

Kim Ho Yong ( class 3.0 )
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韓国のクラス3と言えばこの人。
体格を生かしたアグレッシブ過ぎるディフェンスに、初めて見た時はホントに驚きました。

最後にイラン。

Alireza Ahmadi ( class 3.0 )
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2013年に行われた世界選手権AOZ予選の3位決定戦で、
日本から42得点(80得点中)を奪い、イランを3位に導いた選手。

もちろん全ての選手がエントリーされているかはわからないのですが、
きっと多くの選手のプレーが見れるはずです。

千葉で世界を感じましょう!

広報:伊藤

リオパラ予選 ラッピングモノレール見てきました!!

噂のラッピングモノレール見てきました!

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快晴の青空にホントに映えますね。

さて、外見に掛かれているのは、

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代表ユニフォーム仕様の戸川清春!!かっこいいー!!

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ジュニア(香西宏昭選手)は手首をしっかり曲げて「J」を作ってJキャンプをアピール!?

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なんだか楽しそうな豊島英選手。

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最年少の高校生プレーヤーの鳥海連志選手(左)、日本の大黒柱の藤本怜央選手(右)

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ノールックパス、藤井新悟選手。

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帰ってきた日本のエース、藤井郁美選手(左)、車椅子バスケ界のレジェンド上村知佳選手(中)、10年後が楽しみで賞、萩野真世選手(右)

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日本の不動のエース、網本麻里選手(左)、日本のキャプテン、平井美喜選手(右)

左右に分かれて男女5名ずつ分かれてラッピングされていますので是非両面コンプリートしましょー!!

そして、実は車内もジャックしているんです。

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うーん、これだけぎっしりだと外見よりもかなりのインパクトが強いのではないかなと個人的には思いました。
車内にいたお客さんもじっくり一つ一つ見ている方もいらっしゃいましたね。

そして、千葉ポートアリーナの外壁にも超巨大な戸川清春が描かれてます。
これもインパクト強いですね~!!
ここでの記念写真はリアルファン、井上雄彦先生ファンのみならず、車椅子バスケファンは必須ですね。

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日本代表を応援する為?記念写真を撮る為?
理由はともかくまず会場まで足を運んで頂いて、会場で考えましょー!!

広報:伊藤

リオパラ予選 男子日本代表の対戦国について

リオパラリンピックアジアオセアニア地区予選で男子日本代表の本選へ出場資格を与えられるのは3チームです。
今回はその3つの席を争うライバル国になるだろう3チームをピックアップしていきたいと思います。

まずはオーストラリア。

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世界選手権AOZ予選@タイ(2013年)

オーストラリアはロンドンパラリンピックで準優勝し、昨年行われた世界選手権で優勝をし、
今回のアジア・オセアニア地区予選はおそらく1位で抜けるだろう、実力は抜けているチームです。
是非このチームはアップから見て頂きたいですね。
そこだけ見ても「強そうなチーム」と思ってしまうくらい、
しっかり統率されたチームのリズムがはっきり見えてきます。
個々の選手としても大きく・強く・速い選手も揃う中で、
全員がチームとして戦う意思を持っているオーストラリアに弱点という部分があまり見えてきません。
ライバルチームでありますが、世界トップレベルのプレーを堪能したいという方には是非見て頂きたいチームです。

次にイラン。

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世界選手権@韓国(2014年)

イランはフィジカルが強く、体格の大きな選手が目立つチームです。
座高とリーチの長さが絶対的な高さとなる車椅子バスケットボールにおいて、
日本のビッグマン、藤本選手でも手が届くか届かないかというアジア随一の高さをもつイランは、
そのアドバンテージを生かす為に高さのミスマッチを作り、そこから崩そうとしてきます。
ペイントエリアに入られてしまうと高い確率でゴールを奪われてしまいます。
昨年のアジアパラ競技大会では準決勝で日本はイランと対戦し、
試合序盤から日本は苦戦を強いられるものの我慢強くチームとして戦い続けて、
試合終了間際に追いつき、オーバータイムの末、イランを破り決勝進出を果しました。

最後に韓国。

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世界選手権@韓国(2014年)

韓国とは4年前、まさに死闘という言葉に値する試合の末、
ロンドンパラリンピックの出場権を勝ち取りましたが、
昨年のアジアパラ競技大会では予選と決勝で韓国に連敗を喫している中で臨む予選となりました。
中心選手の長期に渡って入れ替えがあまりなく前回のロンドンパラ予選を戦った選手も多く、
チームとしての成熟度がとても高く、その連携でディフェンスを崩してくるのが韓国の特徴です。
この韓国に対して大会2日目の11日(日)の試合でどのようなプレーを日本が見せることが出来るのか、
そこが予選リーグの一番の注目ポイントになると思います。

次回は今回紹介したそれぞれのチームの中心選手を取り上げたいと思います。
(まだ大会HPで発表されていないので予想ではありますが。)

広報:伊藤

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