「クラス分け」という規則があることによって、障害に差異があっても同じコートに立って、同じゴールを目指すことができる。それが車椅子バスケットボールの競技の魅力の1つだと私は思っています。今回はその様々な障害の中で世界選手権で活躍した上肢障害選手に焦点を当てたいと思います。アルゼンチン代表 GUSTAVO VILLAFAÑE (class/2.0)今回の世界選手権で一番の衝撃を受けた選手のひとり。左腕の残存部分が全くない状態で、車...
第三戦:日本-イラン1Q 18-222Q 39-33(21-11)3Q 56-47(17-14)4Q 69-73(13-26)この試合を勝ってセミファイナルラウンド進出を決めたい日本。前半は藤本の高さを生かしたインサイドショットで始まり、高さのある相手にも負けずに決めていった。香西のアウトサイドショットも出始めて、日本に流れが傾きかけたところで1Q終了。2Qは千脇が活躍。力強いオフェンスリバウンドからのゴールしたのショット、ピックアンドロールからロ...
第二戦:日本-スペイン1Q 05-182Q 18-31(13-13)3Q 36-45(18-14)4Q 52-61(16-16)第二戦となったスペインとの試合は1Q、大きくスペインに走られてしまう。スペインはハードで手の長さを活かしたディフェンスで、日本のパスをカットし、得点していく。身長差がある為か、スペインはリバウンドを取れると踏んで見切り発射に近いタイミングで多くの選手が前線に走りだし、ファーストブレイクで決められてしまう。一方で日本は厳しい...
第一戦:日本-オランダ1Q 12-162Q 30-24(18-8)3Q 46-42(16-18)4Q 62-51(16-9)世界選手権の初戦のオランダ戦に勝って弾みをつけたい日本は、藤井・藤本・香西・豊島・千脇がスタートメンバー。オランダはビッグマンのGroen(#5)とToes(#15)のミスマッチのショットで得点を重ねる一方、日本の大黒柱、藤本のショットが決まらない。「40分間で出来れば良いんだ。気にする事ない」と藤井に声をかけられながら我慢の時間が続いた。イン...