本日準決勝が2試合行われた。
準決勝第一試合ではNO EXCUSEとワールドBBCが対戦。
NO EXCUSEは高さのある池田選手(#91)にボールを集め得点を重ね、リズムを作っていく。
一方ワールドは5人のタイミングを合わせたオフェンスでディフェンスの隙間を縫って、ペイント内に侵入し、チャンスを作っていく。
ベテラン勢の多いチームの中で20代のキャプテン竹内選手(#7)が、
縦横無尽にコート上を駆け回り、チームを鼓舞し続けてきたのが強く印象に残る。
試合は目まぐるしくメンバー交代を繰り返しながら相手にペースを握らせないNO EXCUSEが、
香西選手(#55)だけでなく、池田選手(#91)、佐藤選手(#11)と様々なところから得点を重ねていくことに成功し、
73-45で勝利し決勝戦進出を決めた。
準決勝第二試合では宮城MAXと埼玉ライオンズが対戦。
宮城MAXは序盤から藤井選手(#30)の確立の良いミドルシュートで得点を重ねていき、
一方埼玉ライオンズは藤本選手(#4)と逆サイドに陣取る大舘選手(#17)にボールを集め、
厳しいシュートもねじ込んで食らいついていく。
試合は途中車椅子トラブルで主力の永田が試合を離れなくてはいけないアクシデントがあったものの、
16才の赤石選手(#9)が代役をきっちり務める素晴らしい活躍もあった。
最後の最後まで粘り強く戦い抜いたライオンズではあったが、一歩届かず、64-50で宮城MAXが決勝に進出した。
5-6位決定戦では土子選手(#4)が52得点を挙げる活躍でパラ神奈川SCに81-54で勝利した。
三日目の予定
11:30~三位決定戦 埼玉ライオンズ×ワールドBBC
14:30~決勝戦 宮城MAX×NO EXCUSE
内閣総理大臣杯争奪 第45回記念日本車椅子バスケットボール選手権大会が、東京体育館で行われている。
昨日は1回戦と準々決勝が行われ、宮城MAX、埼玉ライオンズ、NO EXCUSE、ワールドBBCの4チームが準決勝に駒を進めた。
9連覇を目指す宮城MAXは1回戦は68-49で富山県WBC、準々決勝では70-48で福岡breezでベスト4に進出した。
今大会より女子選手も出場可能になり、
藤井郁美選手はスターティングメンバーとして二試合ともに名を連ね、合計26得点(52分出場)と活躍をした。
大会二日目は準決勝に試合と5-6位決定戦予選と決勝が行われる。
<一日目の結果(boxスコアなど詳細あり)>
http://jwbf-men2017.japanbasketball.jp/games?sexcategory=3&gamedate=2017-05-03<二日目の大会予定>
10:30~5-6位決定戦予選@サブアリーナ
福岡breez vs パラ神奈川SC
LAKE SHIGA BBC vs 千葉ホークス
11:10〜準決勝B@メインアリーナ
NO EXCUSE vs ワールドBBC
13:30〜準決勝A@メインアリーナ
宮城MAX vs 埼玉ライオンズ
16:30〜5-6位決定戦@メインアリーナ
(福岡breez vs パラ神奈川SC)の勝者 vs (LAKE SHIGA BBC vs 千葉ホークス)の勝者
5月22日にサントリーホールで行われた記者会見で、
リオデジャネイロパラリンピックに出場する、
男子日本代表の内定選手の12名が発表されました。以下、敬称略。
ヘッドコーチ 及川晋平
アシスタントコーチ 京谷和幸
藤井新悟 (宮城MAX / 1.5 )
石川丈則(パラ神奈川スポーツクラブ / 1.5 )
豊島英(宮城MAX / 2.0 )
永田裕幸(埼玉ライオンズ/ 2.0 )
藤澤潔(埼玉ライオンズ / 2.0 )
鳥海連志(佐世保WBC / 2.0)
千脇貢(千葉ホークス/ 2.5 )
香西宏昭(NO EXCUSE / 3.5 ) 【副キャプテン】
村上直広(伊丹スーパーフェニックス/4.0 )
宮島徹也(富山県車椅子バスケットボールクラブ/4.0 )
土子大輔(千葉ホークス / 4.0 )
藤本怜央(宮城MAX/ 4.5) 【キャプテン】
昨年の千葉ポートアリーナで行われましたリオ予選のメンバーから、
Jキャンプの補助講師を務めるサトシ(佐藤聡)から、
Jキャンプ2010のベストキャンパーでもあるNAO(村上直広)への1名の変更がありました。
あと約3ヶ月、良い形で大会に望めるよう、これからもJキャンプは応援していきます!
またこちらも遅くなってしまいましたが、日本選手権の様子です!

日本代表キャプテンの宮城MAX所属の藤本怜央選手。
先日行われた日本選手権ではチームを八連覇に導き、自身もMVPと得点王を獲得。
パラリンピック4度目の出場となる日本の頼れる大黒柱。

リオ内定選手で唯一の高校生の佐世保WBCの鳥海連志選手。
コート上でのアグレッシブ、かつ、落ち着きあるプレーは高校生とは思えません。
日本選手権では「サントリーやってみなはれスピリッツ賞」を獲得し、
期待をせずにはいられない選手の一人。

準決勝では最後の最後まで宮城MAXを追い詰めたNO EXCUSE。
日本代表ヘッドコーチの及川晋平とドイツで活躍中のヒロ(香西宏昭)はもちろん、
ベテラン勢に加え、若手が力を付けてきて、層に厚さが出てきました。

高知シードラゴンズの池透暢選手。
競技の枠を超えて、車椅子ラグビーの日本代表選手としても活躍。
車椅子ラグビーの代表選考も気になるところです。
(写真:渡邉祐/文:伊藤真吾)
大会は中盤にさしかかりこれからクライマックスへ向けて緊張感が一層高まってきそうです。
さて、今回は千葉ポートアリーナ内の様子をお伝えしていきたいと思います。
目を引くものばかりなのですが、サインボードから行きましょう!

この巨大なサインボードにファンからのメッセージがぎっしり詰まっています。


こここ、これは、もしかして・・・!

女子の添田選手に向けての応援メッセージですね。

ひろくん、ということなのでおそらくジュニアこと香西宏昭へ向けた応援でしょうか?

陸上競技で活躍のパラリンピアン、佐藤真海さんからのメッセージもありました!
色んなメッセージが込められたサインボードは、
2F観覧席外にございますので是非是非一度じっくり見てみて下さい~。
あとは2階にある写真展示コーナーはステキな写真が溢れていてこちらはホントに必見です!!



写真がステキすぎるー!!この写真をみるだけでも来る価値ありですよ!
あとは及川HCのインタビューを含むかっこいいプロモーション動画もあります!!

まだまだコート外での注目ポイントはありますので、続きは今夜。
広報:伊藤